どんな作品?


このアニメーションのモデルは、ポール・ゴーギャン代表作である「我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか」 という長い題名の絵画です。

フランス出身であるゴーギャンが、タヒチに渡って描いた作品。

アニメーションでは。絵画の中の人々がレーサーのゴーギャンを支えるピットクルーとして描かれています。


珍しいラップ作品!


注目したいのが、歌。

このアニメーションでは、びじゅチューン!では珍しい「ラップ」が採用されています。

途中から、右下の歌詞の札のアニメーションが3つになります。

複雑に織りなす歌詞の響きが心地よい作品です。


車に描かれた文字


レースカーに描かれた文字がいくつかあります。

ゴーギャンとどんな関わりがある文字なのか、調べてみました。

・「ORA」
これをタヒチ語に翻訳すると「生きる」という意味になります。
また、「ʻia ora na(こんにちは)」など、挨拶の言葉に使われるそうです。

・「aline」
アリーヌはゴーギャンの母、そして娘の名前。
調べてみるとゴーギャンと母とゴーギャンの娘は同じ名前でした。

・「Danicl」
ダニエル・ウィルデンシュタイン(Daniel Wildenstein)。
フランス出身の画商兼絵画史研究家で、研究していた絵画の中にゴーギャンのものもあったとか。

・「びじゅチューン!」のロゴ

これは番組タイトルですね。

本物のレースカーに描かれている文字は、スポンサー。
推測ではありますが、このアニメーションでもゴーギャンに関わりのある「人生のスポンサー」のようなものが車に描かれていることがわかりました。

by カエレバ

実際の作品とリンクしている


モデルの「我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか」という ゴーギャンの作品は、

ゴーギャン自身の精神世界を描いた作品とも言われています。

アニメーションではレーサーに扮したゴーギャンが、絵画の中の人と共にレースに挑んでいます。

「過去と現在と未来の 私たちがあなたを支えてる」という歌詞にあるように

アニメーション中のゴーギャンは、過去、現在、未来と共に歩むことは人生そのものであり、

過去、現在、未来の自分に支えられながら生きていくのだと言っているように感じました。

実際のゴーギャンは、この絵画を描き上げた後に自殺未遂をしてしまいます。

何を思ってこの絵画を描いたのかは定かではありませんが、ゴーギャンにしかわからない深い思いが込められているのかもしれません。


「レーサーはゴーギャン」はこちらのDVDとCDに収録されています。
by カエレバ

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